三重県の伊勢神宮で5月2日、2033年の式年遷宮への皮切りとなる祭典「山口祭」が行われました。式年遷宮は伊勢神宮の社殿を20年に一度造り替えてご神体を移す神事で、1300年以上の歴史があるとされています。 「山口祭」は新しい社殿に使う木材の伐採作業の安全を山の神に祈願する祭典で、「物忌」と呼ばれる児童が鍬や鎌を使って儀式を行いました。式年遷宮を巡っては2033年までに33に及ぶ祭典や行事が予定されています。