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愛知県と友好提携・中国江蘇省での交流行事が“延期”に…高市総理の答弁影響か? 岐阜市には中国の姉妹都市から訪日団も「メディア対応は控えたい」

11.20(木)19:25
高市総理の国会答弁を巡る影響でしょうか。愛知県と友好提携を結ぶ、中国の江蘇省で予定されていた交流行事が、延期になったことが分かりました。
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愛知県によりますと、開催が延期になったのは中国・江蘇省の主催で、11月19日から3日間予定されていた「公務員交流会議」です。愛知県からは職員4人が参加する予定で、江蘇省と友好関係にある日本の複数の自治体が招かれていました。
15日に江蘇省の担当者から「都合により延期してほしい」と連絡があったということで、高市総理の台湾有事をめぐる国会答弁については、記載がなかったということです。交流行事は10年前から2年ごとに開かれていて、今回はヘルスケア産業について意見交換を行う予定でした。
岐阜市には中国の姉妹都市から訪日団も「メディア対応は控えたい」
一方、岐阜市では姉妹都市の中国・杭州の浙江大学から訪れた、学生や教員あわせて8人が柴橋正直市長を表敬訪問しました。訪問団は40年以上前から続く、岐阜薬科大学との学術交流の一環として来日していて、表敬訪問そのものは予定通りに行われました。しかし、この直前、浙江大学の訪日団から「メディア対応は控えたい」との意向が示され、取材は急きょ中止となりました。
(岐阜薬科大学・杉原太事務局長)
「表敬訪問の際にマスコミを入れる想定になっているが良かったですかと話したら、ごめんなさいという回答だったので」
例年は取材対応が行われていて、今回の判断は日中関係への配慮とみられますが、詳しい理由は訪日団から伝えられなかったということです。





