「1枚でもタオルを」街や車でできる暑さ対策 気温30度以上、予想最小湿度50%以上と蒸し暑く

高気圧に覆われ、6月20日も愛知県内は暑い1日に。名古屋の最高気温は32.2度、豊田で33.6度、愛西で32.1度と、県内の多くの場所で30度を超えました。35度以上の猛暑日とはならなかったものの、19日と比べ湿度が高く、蒸し暑い1日となりました。
この先は翌週にかけて、7月並みの30度以上の真夏日が続く上に、予想最小湿度は50%以上と蒸し暑いことが予想されています。名古屋市中区の栄ロフトで暑さ対策グッズを取材してきました。

6月16日の週は名古屋で3日連続の猛暑日となるなど、真夏のような暑さとなりました。売り上げのベスト3は塗るネッククーラー、汗ふきシート、冷感スプレーでした。その中で売り上げが3倍になった商品は…
栄ロフト 古賀悦子さん:
「ひんやりシャツシャワー。服にかけて着ると、ヒンヤリする商品。服以外にも寝る前にシーツとかにシュシュっとやっていただくとひんやりしますので、使い方が幅広いのが人気」
翌週にかけての湿度の高い蒸し暑さにオススメの商品を聞くと…
古賀さん:
「スティコル2in1ボトル。中がシリコン製の筒状になっているので、その中に水やお茶を入れて、首筋を冷やす氷のうに。フタの部分だけ開けると飲み口になっているので、冷たい飲み物を飲むことができる。水分補給もできて、暑さ対策もできるのでオススメです」

この暑さで外を歩くこともできず、車を利用する機会も多いと思います。気温が上がる中で運転するときの対策について、JAFの担当者に話を聞きました。車を駐車するときに一手間かけるだけで、エアコンの効き具合が変わってくるといいます。
JAF愛知支部広報担当 吉田英治さん:
「ダッシュボードとかハンドルであったり、窓ガラスを通して光が入って熱がこもりやすい状態なので」
車内のダッシュボードがどれくらいの時間で熱を持つのか、実験しました。温度計のセンサーを、締め切った車内のダッシュボードに置きます。33.3度でスタートした温度計は、1分で44.5度に、2分で49.9度に、たった3分で50度を超えました。
JAF愛知支部広報担当 吉田英治さん:
「ダッシュボードがずっと熱がこもった状態でなかなか冷え切らないので、室内温度がなかなか下がりにくい。エアコンが効かないような感覚に陥ってしまうこともあるので、1枚でもタオルを敷いてもらうだけで、だいぶ違ってくると思います」