建設の是非で揺れる愛知県豊橋市「新アリーナ」 夏の参議院議員選挙に合わせて「住民投票」で決着

05.15(木)18:46
豊橋市の新アリーナ建設事業の是非を問う住民投票が実施されることになりました。豊橋市の多目的屋内施設(=新アリーナ)をめぐっては、2024年9月、市と事業者が230億円あまりの整備運営契約を結んでいました。しかし、契約解除を掲げて当選した長坂尚登市長と建設推進派が多数を占める議会が対立。現在工事は止まっています。

こう着状態の中、15日の市議会で提出されたのが…
自民党市議会議員:
「住民投票を条例にて行うこととする」
条例案では、夏の参議院議員選挙と合わせて住民投票を実施し、事業の継続について賛否を問うとしています。条例案は採決の結果、賛成多数により可決され、豊橋市で初の住民投票の実施が決まりました。住民投票の結果に法的拘束力はありませんが、長坂市長は「賛成多数であれば事業を継続する」と話しています。