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東海道新幹線「こだま」発煙の原因は機器の二重トラブル 「再発の可能性は極めて低い」

08.22(金)12:22
JR東海は22日、東海道新幹線の床下から煙があがったのは2つの機器の故障が原因とみられると明らかにしました。
東海道新幹線「こだま764号」は8月15日夜、走行中にモーターの出力を制御する「主変換装置」から煙が確認され、岐阜羽島駅に停車しました。
「2つの非常にまれな不具合が重なって発生した事象。同種事象が発生する可能性は極めて低いと考えている」(JR東海 新幹線鉄道事業本部 車両部 藤井忠 担当部長)
JR東海は調査の結果、主変換装置の内部のパワーユニットと、異常時に過大な電気を遮断する「遮断器」の2つが故障していたと発表しました。これにより過大な電気が流れ続けた結果、温度が上昇し発煙したと推定されるということです。
JR東海は、現在、浜松市の工場で機器が故障した原因を詳しく調べています。