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床下から煙の新幹線「こだま」 主変換装置内の2機器が故障 「非常にまれな不具合が重なって発生した事象」 JR東海が原因明らかに

08.22(金)16:35
8月15日、走行中の東海道新幹線から煙が出た問題で、モーターの出力を制御する装置に過度な電気が流れて発煙したと考えられることが分かりました。

東海道新幹線「こだま764号」は8月15日、米原駅を出た後、車両の床下から煙が上がり、岐阜羽島駅に停車し、20日、原因調査のために浜松工場に移動されていました。
JR東海はモーターの出力を制御する「主変換装置」内にある2つの機器が故障していたことを明らかにしたうえで、主変換装置に過度な電気が流れたことで煙が上がったと推定されると発表しました。
JR東海は「非常にまれな不具合が重なって発生した事象」で、「設計上の問題ではない」として、他の同型の車両については通常通り運行する方針です。