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走行中の東海道新幹線『N700S』の床下から煙が出たトラブル「2つの非常に稀な不具合が重なって発生」

08.22(金)17:26

お盆休みの新幹線「こだま」の床下から煙が出たトラブルについて、JR東海が8月22日に会見し、2つの不具合が重なったと説明しました。 8月15日夜、米原駅から岐阜羽島駅に向かって走行中のN700S「こだま」の床下から煙が出て、5日間にわたって岐阜羽島駅から動かせない状態になりました。 JR東海によりますと、その後の調査で、モーターを動かす電流を調整する「パワーユニット」という機器の故障に加え、異常があった場合に回路を切り離す「遮断器」が作動しない不具合があったとわかったということです。 JR東海は「2つの非常に稀な不具合が重なって発生していて、同種の事案が発生する可能性は極めて低い」とした上で、機器の交換などの対応を進めています。