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セントレア「使用済みの食用油」で飛行機が飛ぶ SAFを供給することで航空会社に選ばれる空港に

05.23(金)18:44
中部国際空港で、地元で集めた使用済みの食用油を燃料にした飛行機が、初めて飛び立ちました。貨物機に給油されているのは、化石燃料以外からできた環境にやさしい航空燃料「SAF」です。
中部国際空港は2024年から周辺の自治体と連携し、家庭などから出た使用済みの食用油を回収して「SAF」を作る取り組みを進めています。回収した食用油から作られた燃料を積んだ貨物機が23日、初フライトを迎え、アメリカへ飛び立ちました。中部国際空港で国産のSAFが供給されるのは今回がはじめてです。
中部国際空港 犬塚力社長:
「いずれは、SAFが供給できるかどうかが選ばれる空港になるか、選ばれる地域になるかのカギを握ってくると思うので、自治体への働きかけと併せて、航空会社での活用、SAFの製造も含めて、この循環がさらに拡大するように働きかけたい」