暴力受けあごの脱臼等…中学校で女子生徒が被害の「いじめ重大事態」学校が調査も被害者への聞き取りせず

　愛知県江南市の中学校に通う女子生徒がいじめを受け、市の教育委員会が「いじめ重大事態」と認定していたことがわかりました。 　江南市教育委員会によりますと、市内の中学校に通う3年生の女子生徒が、1年生から2年生の時、他の生徒から暴力を受けあごを脱臼したり、誹謗中傷を繰り返されるいじめを受けたとして、保護者から学校に訴えがありました。 　市教委は2024年10月「いじめ重大事態」と認定し、学校が11月から2025年1月にかけ調査を実施しましたが、女子生徒への聞き取りは行われませんでした。 　女子生徒側は第三者による再調査を求めていますが、市教委は実施するか検討中としています。