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事故を起こした夜行バス、運転手は「病死」と判明 直前に体調に異変か 三重・御浜町

03.24(月)19:28
22日夜、三重県御浜町で運行中の夜行バスが林に突っ込み、運転手が死亡した事故で、運転手は「病死」だったことがわかりました。
22日午後8時半ごろ、三重県御浜町の国道42号で、和歌山県那智勝浦町からさいたま市に向かう途中の夜行バスが防風林に突っ込みました。
この事故で、バスを運転していた橋爪悟司さん(57)が死亡。乗客21人も病院に運ばれました。中には骨折した人や入院した人もいましたが、いずれも命に別状はないということです。
「カーテンが閉まっていたので状況はよく分からなかった。急にガタンと落ちる感じがあって、そのあと木にぶつかる感じがあった。蛇行運転をしていたり、急ハンドルを切ったりなどは分からなかった」(バスの乗客)
警察によりますと、道路上にブレーキの痕はなかったといいます。
警察は夕方、死亡した運転手の橋爪さんの死因は「病死」だったと発表しました。
警察は、運転中に橋爪さんの体調に異変が生じ、運転操作ができなくなったことで事故が起きたとみています。
三重県警は24日、「西武観光バス大宮営業所」に過失運転致傷の疑いで家宅捜索に入り、詳しい状況を調べる方針です。