魚加工で出た廃棄物やノルマルヘキサン含む汚水を海に排出した疑い 水産加工会社を書類送検 三重・尾鷲海上保安部

廃棄物や汚水を海に排出したとして三重県紀北町の加工業者が書類送検されました。

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16日付で尾鷲海上保安部が書類送検したのは紀北町の水産加工会社「丸徳誠洋水産」と役員2人です。

「丸徳誠洋水産」と役員らは、2025年7月、魚の加工で出た廃棄物およそ27キロのほか、ノルマルヘキサンという動植物系の油脂などを含む汚水を適切に処理せず、紀伊長島港に排出した廃棄物処理法と水質汚濁防止法違反の疑いがもたれています。

廃棄物や汚水は配管を通じて排出され、基準値のおよそ33倍のノルマルヘキサンが含まれていました。