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生活保護を架空の名前と年齢で申請、455万円余りをだまし取った疑い 名古屋の78歳男を逮捕

08.05(火)20:21
架空の人物になりすまして偽の生活保護申請書を提出し、約455万円をだまし取ったとして、名古屋市名東区の78歳の男が逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、名東区の無職、恒川孝容疑者(78)です。
警察によりますと、恒川容疑者は2019年から約3年間、当時住んでいた名古屋市昭和区の社会福祉事務所に、架空の人物になりすましてうその申請書を提出し、43回にわたって生活保護費455万円余りをだまし取った疑いがもたれています。
調べに対し、恒川容疑者は容疑を認めています。
恒川容疑者は年金を受け取っていたことを隠し、名前と年齢を変えて生活保護の受給に必要な書類を偽造していたということです。
だまし取った現金は、借金の返済や生活費、ギャンブルなどに使っていたとみられています。
恒川容疑者は名古屋市内の他の区にも移り住んでいることから、警察は同様の手口で不正受給を繰り返していた疑いがあるとみて余罪を調べています。