三重県紀北町で、特産の「くき漬け」作りが最盛期を迎えています。
「くき漬け」はサトイモの一種、ヤツガシラの茎を塩や赤ジソと漬け込んだもので、紀北町では夏になると食卓にのぼる家庭の味です。
今年は、天候不順によりヤツガシラの生育が遅く、「くき漬け」作りの作業が10日ほど遅れましたが、品質は良く、食感のいいものに仕上がっているということです。
作業は8月中頃まで続けられ、地元の道の駅などに出荷されます。