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【スマホ2時間条例】賛成多数で可決 市民に誤解を与えないように情報提供を求める付帯決議も 豊明市議会

09.22(月)16:36
余暇時間でのスマートフォンなどの使用時間を1日2時間以内を目安とするよう住民に促す条例が、愛知県豊明市議会で22日、賛成多数で可決、成立しました。10月1日に施行され、罰則はないということです。
このスマートフォンなどの適正使用の推進に関する条例案は、22日の本会議で賛成反対それぞれの立場から討論が行われた後、賛成12反対7で可決されました。
条例は、睡眠時間の確保などを目的に、仕事や勉強以外のスマホなどの使用について、全市民を対象に1日2時間以内を目安とする。小学生以下は午後9時、中学生以上は午後10時以降は、使用を控えるよう保護者や学校などが連携して促す。保護者はスマホなどの使用について、家庭でルール作りに努めるなどとしています。
これまでの審議では、賛成する議員からも市民への説明が不十分との指摘が相次ぎ、市議会は、市民の生活スタイルや家庭環境の多様性を尊重した運用を行うこと、市民に誤解を与えないよう、丁寧でわかりやすい情報提供を行うことなどを盛り込んだ付帯決議も可決しました。