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1日2時間が目安の「スマホ条例」が成立 10月1日に施行される 愛知・豊明市

09.22(月)16:53
スマホは「1日2時間以内」を目安とする、愛知県豊明市の「スマホ条例案」が本会議で採決。その結果は。
すべての市民を対象に、生活で必要な時以外のスマホなどの使用を1日当たり2時間以内を目安とするなどの内容が盛り込まれた、いわゆる「スマホ条例案」。
罰則はありませんが、全国初の条例ということで、大きな注目を集めています。
しかし条例案が発表された後、市には多くの批判を含む300件以上の意見が。
さらに――
「行政が一定の方向性を示し、市民に考えるきっかけを提供することには、一定の意義があると考える」(賛成派 一色美智子市議)
「説明をお聞きすればするほど、なぜ条例なのかなと」(反対派 藤江真理子市議)
委員会では賛否が分かれたものの、賛成が反対をかろうじて上回り可決。
賛成多数で可決

そして、22日の本会議。
「そもそもこのようなことは家庭内で決めること、しつけの範疇ですので余計なお世話です。本条例案は、個人の自由な時間を狙い撃ちしたものになっています」(反対派 清水義昭市議)
「記載された時間は強制ではなく、あくまで参考の目安。市民の皆さんが自分の生活や子育てを見つめ直すきっかけになればという、優しい提案だと私は感じています」(賛成派 一色市議)
最後まで意見は分かれたままでしたが――
議員19人のうち12人が賛成し、賛成多数で可決されました。
これにより「スマホ条例」は、10月1日に施行されます。