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株価は初の終値「4万5千円」突破で最高値更新 「株価は乱高下かも」今後の値動きを専門家予想

09.18(木)18:57
9月18日の日経平均株価は、終値としての最高値を更新しました。専門家は、アメリカの景気次第で株価が乱高下する可能性を指摘しています。
アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会は、雇用の下振れリスクの高まりから、主要政策金利を0.25%引き下げることを決めました。利下げは2024年12月以来、6会合ぶりで、FRBは今後さらに追加の利下げをする見込みです。
これを受けて、18日の日経平均株価は買い注文が優勢となり、終値は17日に比べて513円高い4万5303円となり、終値としての最高値を更新しました。株価は今後も上がり続けるのでしょうか。
みずほ証券シニアテクニカルアナリスト 三浦豊さん:
「(今回)継続的な利下げ期待というところで、アメリカ株がもう一段高の可能性もあるが、一方で継続的に利下げをするということは、景気があまり良くない、芳しくなくなってくるということが言えると思いますので、利下げ期待のところと景気の動向をにらみながら、(株価は)乱高下的な上がったり下がったりするようなですね。そういう値動きになるんじゃないかかなと。(10月末ぐらいまでは)上は4万6000円あたりを超えるところも可能性としてはあるでしょうし、逆に下値のところは4万2000円ぐらいまで下がる可能性もありえると。ただ一本調子に上がったり下がったりっていうわけではなく、上げ下げを繰り返すような動きですね。そういったところになるんじゃないかなというふうに思われますね」