【ホタテ危機】100g1300円に高騰 猛暑による海水温の上昇で衰弱 青森では稚魚大量死も

10.28(火)14:58
名古屋市中区大須の「魚安商店」で、旬の魚の価格について話を聞きました。

●マダイ 100グラム(愛知県産)
店頭価格650円(仕入れ価格 前週比+200円)
――今週は200円も値上がりしていますね。
魚安商店 田中祥行さん:
「最近は雨と風が強いので、漁獲量が減りました。今後は、天候が良くなれば徐々に漁獲量が増えると思うので、価格も安定すると予想しています」

●サワラ 100グラム(三重県産)
店頭価格700円(仕入れ価格 前週比+20円)
――三重県・答志島の「トロさわら。」というブランドサワラだそうですね。一般的なサワラの価格は700円とのこと。前週も値上がりしていたので、サワラの価格も上がっているのでしょうか。
魚安商店 田中さん:
「サワラもマダイと同じように、風と雨の影響で、漁が減ったのが理由だと思います。天候が安定していけば、価格も落ち着きそうです」

●ホタテ 100グラム(北海道産)
店頭価格1300円(仕入れ価格 前年比+400円)
――ホタテは2024年に比べると、100グラムあたり400円も高くなっています。どんな理由が考えられますか。
魚安商店 田中さん:
「ことし(2025年)の猛暑で、稚貝が全滅してしまったんです。海水温が高くなっていて、東北地方のホタテ養殖がかなり打撃を受けています。今後も変わらず、高値が続くと思います」
(2025年10月27日放送「5時スタ」より)





