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冠水は解消も274台の車が取り残される…四日市市の記録的大雨、「罹災証明書」の受付を開始

09.17(水)16:25
記録的な大雨が降った三重県四日市市で、被災した住民への支援が本格化しています。
四日市市によりますと、12日の記録的大雨によるけが人はいませんでしたが、一部の地区だけで建物の床上浸水約200軒、床下浸水約3100軒の被害があったとみられます。
市は、被災した人が公的支援を受けるのに必要な「罹災証明書」の発行受け付けを17日から始めました。
「玄関から水が入ってきたと思ったら掃き出し窓からも水が入ってきて(1階)全室水につかった」(自宅が床上浸水した住民)
四日市市は床上浸水の被害にあった住宅1世帯あたり3万円の見舞金を支給を行う予定です。
大量の雨水が流れ込み地下1階から2階が冠水したくすの木パーキング。
7台のポンプ車を使用し、延べ94時間に及ぶ排水作業を行い17日午前にすべての階で冠水が解消しました。
しかし、いまだ車の搬出作業のめどが立たず274台の車が取り残されたままとなっています。