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“火災報知器に偽装した監視カメラ”保護者に説明なく学校に設置 当時の教頭が私費で購入「盗撮事件が問題視される前のことで意識が希薄だった」愛知・江南市

09.16(火)19:13
愛知県江南市の小学校が、児童と保護者に無断で監視カメラを設置していました。
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江南市の教育委員会によりますと、2022年6月、市立小学校の当時の教頭は火災報知器に偽装した監視カメラを私費で購入し、児童の靴箱や廊下が写る昇降口の天井に設置しました。
小学校では児童の靴へのいたずらが問題となり、当時の校長が市教委に相談したところ、「校長の判断で」と回答されたため、カメラの設置を元教頭に指示したということです。
その後、10月まで保護者や児童に無断で撮影を続け、映像は現在も市教委が保管しています。市教委は「保護者への説明なくカメラを設置したのは不適切だった。教員の盗撮事件が問題視される前のことで、意識が希薄だった」と話しています。