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使用済みの油でつくる航空燃料”SAF”で脱炭素化目指す 中部国際空港と大府市が協定

04.20(日)19:54
使用済みの油を航空機に有効活用する、環境にやさしい取り組みが愛知県内で広がっています。
中部国際空港は19日、家庭で使用した油を回収し、次世代の航空燃料=SAFを製造するために活用する協定を大府市などと締結しました。SAFとは、『Sastainable Aviation Fuel』と呼ばれる持続可能な航空燃料で、使用済みの油が原料となっています。従来の燃料に比べて二酸化炭素の排出量が8割ほど削減できることから、脱炭素化が課題となっている航空業界での活用が期待されています。
19日朝には大府市内の公園で、中部国際空港の犬塚社長が自ら市民が持ち込んだ油を回収し、取り組みへの協力を呼びかけました。
SAFをめぐる中部国際空港と自治体との協定締結は、東浦町・知多市に次いで3例目です。使用済み油の回収は大府市内に8カ所ある公共資源ステーションで行っています。