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自衛隊機墜落事故10日目 機体の主要部分は現場の池の中に 今後引き揚げ検討 犬山市入鹿池

05.23(金)18:58
犬山市の入鹿池に自衛隊の練習機が墜落した事故で、乗っていた隊員2人の死亡が確認されました。現場では5月23日も機体の捜索が続いています。
航空自衛隊の内倉浩昭航空幕僚長は、5月22日の臨時会見で墜落した練習機に乗っていた井岡拓路1等空尉と網谷奨太2等空尉の死亡を確認したと発表しました。5月16日に現場で体の一部が見つかり、身元の確認が進められていました。5月23日の入鹿池での捜索活動は自衛隊員350人態勢で継続しています。
これまでの捜索で池の中に機体の主要部分とみられるものが見つかっていますが、引き揚げることが出来ていません。防衛省は沈没船の引き揚げ作業などを請け負う会社に見積もりを依頼するなど、引き揚げに向けた対応を検討しています。