水族館の舞台裏に潜入 GWにピッタリ「碧南海浜水族館」のバックヤードツアーに注目

2025年のゴールデンウイークに行きたいお出かけスポットの1つ、愛知県碧南市の碧南海浜水族館。大水槽で三河湾を泳ぐ魚を中心にさまざまな魚類を見ることができます。ゴールデンウイークの4月29日(火・祝)5月5日(月・祝)、6日(火・休)には、水槽の様子を観察できる「バックヤードツアー」が開催されます。

学芸員の三島達郎さんによると、大水槽には約280匹の魚が泳いでいるといいます。
学芸員 三島さん:
「飼育員の皆さんが餌やりを行ったり、深さ2.5メートルの水槽を潜水して掃除を行ったりしています」

またバックヤードならではの“モノ”も発見。画像はサメの仲間であるトラザメの卵です。生まれたあとの殻の状態で、通常はこの小さな殻の中に1匹の赤ちゃんが入っています。
触ると、親指の爪のような感触でかなり硬い様子。上下には海藻に巻き付けて固定できるように、ひも状のものが付いています。

実際にトラザメもバックヤードに。サメ肌ということもあり、ザラザラとした手触りでした。
ほかにも、碧南海浜水族館のバックヤードには、小さな水槽がいくつも並んでいます。普段は正面からしか見えない水槽ですが、バックヤードでは上から見下ろすことができます。

学芸員 三島さん:
「こちらは『メガネモチノウオ』と呼ばれる魚で、目の後ろに線が入っているのですが、それがメガネの蔓(つる)に似ているところから付けられました」
水槽に近づくと、メガネモチノウオがこちらに接近! 三島さんいわく「餌をもらえると少し期待して、上まで上がって来てくれる」とか。いつもは正面からしか見られない魚たちですが、碧南海浜水族館の「バックヤードツアー」ならより近くで魚の生態を観察できます。
5月5日(月・祝)、6日(火・休)にも開催されているので、足を運んでみてはいかがでしょうか。