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古いバスケットボールでキーホルダー作る 名古屋D・齋藤拓実と今村佳太が「アップサイクル」イベント参加

テレビ愛知
02.23(日)14:57

Bリーグ・名古屋ダイヤモンドドルフィンズの齋藤拓実選手と今村佳太選手が、サーキュラーエコノミー(循環経済)を学びながらアップサイクルに挑戦しました。使い古したバスケットボールをキーホルダーにアップサイクルするワークショップに参加し、循環経済の理解を深めてファンとの交流を楽しみました。

資源を有効活用して付加価値を生み出す「サーキュラーエコノミー」

佐鳴予備新栄校で開催されたワークショップ

2月16日に名古屋市中区の佐鳴予備新栄校で開催されたワークショップ「サーキュラーエコノミー(循環経済)」を学ぶワークショップ「そうだったの科」には、小学生から大学生約80人が参加。資源循環の重要性を体験型プログラムで学びました。

名古屋市では、資源を有効活用しながら付加価値を生み出す「サーキュラーエコノミー(循環経済)」を推進。従来のリサイクルや3Rの考え方を一歩進め、単にゴミを減らすだけではなく、従来は捨てられていたような物を資源としてストックし、新たな価値を創出していくことを目指して様々な取り組みが行われています。

今回のイベントは、新しい考え方であるサーキュラーエコノミーの啓発を目的に、官民が連携して開催。アップサイクル体験をはじめとした循環経済や環境への取り組みを学べるさまざまな体験プログラムが用意されました。

名古屋Dの齋藤選手・今村選手 子どもたちとともにアップサイクルに挑戦

齋藤選手・今村選手もアップサイクルに挑戦

この日は、名古屋ダイヤモンドドルフィンズに所属するプロバスケットボール選手、齋藤拓実選手、今村佳太選手がワークショップに参加。チームの「気候変動プロジェクトアンバサダー」も務める2人は、使い古したバスケットボールをキーホルダーにアップサイクルするプログラムに挑戦しました。

バスケットボールをキーホルダーに

キーホルダーの本体には、実際に試合や練習で使われたバスケットボールを裁断した素材を使用しました。これに車のシートやビニール製品を製造する過程で生じる端材を金具で組み合わせてキーホルダーに仕立てます。

試合や練習で使用したバスケットボールを裁断

リングを取り付ける部分には専用の工具で文字を刻印。齋藤選手は「D&S」、今村選手は「NDD」と刻んで、世界でひとつだけのオリジナルバスケットボールキーホルダーが出来上がりました。

齋藤選手「カバンにつけても良さそうだし、キーリングにも使えそう」

10分程度の作業で完成したキーホルダーは両選手とも大満足の出来映え。齋藤選手は「カバンにつけても良さそうだし、キーリングにも使えそう」と話し、今村選手も「初めての経験でしたが、楽しくできました」と笑顔を浮かべていました。

ファン「選手たちとおそろいにしたい!」

その後選手たちは、会場に集まった参加者のためにバスケットボールの切れ端選びでワークショップをアシスト。会場には名古屋ダイヤモンドドルフィンズのファンも多く訪れ、「選手たちとおそろいにしたい!」と、似た形の素材を選手たちと一緒に探す姿も見られました。

親子でTシャツをエコバッグに

シーズン終盤の激戦が続く中、つかの間のファンとの交流を楽しんだ齋藤選手と今村選手。参加者たちからエネルギーをもらいながら、「気候変動プロジェクトアンバサダー」としてサーキュラーエコノミーをはじめとした環境への取り組みをより多くの方に知ってもらえるよう今後も様々な形で続けていきたいと決意を新たにしていました。

また、会場内では使わなくなったTシャツをエコバッグにアップサイクルするワークショップも開催。説明書を見ながらカットし、切った部分を縫い合わせると、あっという間にエコバッグに早変わり! 新しいお気に入りアイテムの誕生に、親子揃ってうれしそうな表情を見せていました。

他にも様々な体験プログラムで循環経済を“楽しく”学習

加藤勇樹先生による公開授業

また今回行われたイベントでは、小中学生を対象に、佐鳴予備校で講師を務める加藤勇樹先生による公開授業も行われました。

加藤先生による「理科実験教室」では、子どもたちが鏡の不思議を学びながら「海洋ごみ」として近年問題視されているマイクロプラスチックを素材とした万華鏡づくりにチャレンジ。実際に海から採取した土の中からマイクロプラスチックを集め、それをキットに組み込みます。

マイクロプラスチックの万華鏡はとびっきりの美しさ

そして万華鏡を覗いてみると、幻想的な美しい模様が登場! その美しさには、子どもたちはもちろん、一緒に参加したお父さん・お母さんもびっくりしていました。

グループディスカッション

午後からは高校生・大学生を対象に株式会社折兼が、取り扱う食品パッケージを題材としたワークショップを開催。環境面に配慮した食品パッケージの現状を実際のデータや事例や交えながら紹介するとともに、企業活動の中で環境への取り組みを行うことあたっての課題についても紹介されました。

グループディスカッションでは、さまざまな食品パッケージを実際に手に取って学びながら、環境と経済性をどのように両立させていくのかを参加者の間で議論。「環境への影響について具体的に可視化・数値化することが大事」といった意見のほか、「スポーツチームの応援や“推し活”などに繋げていくことでエシカル消費を進められるのではないか」といった柔軟な発想も生まれていました。

ディスカッションでは学生ならではの柔軟な発想も

今回のイベントを主催した名古屋市環境局資源循環企画課の樋山邦治さんによると、名古屋市では循環経済に関するWebサイトを2025年度に構築するなど、今後もサーキュラーエコノミーの普及啓発に取り組んでいくとのこと。

子どもたちにはぜひ“楽しさ”を交えた形でサーキュラーエコノミーや環境への取り組みについて伝えていきたいと話していました。

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