早くも「おせち」が登場 トレンドは「贅沢」と「お値打ち」に二極化 最高額おせちを調べてみた

松坂屋名古屋店では9月18日、2026年のおせちのマスコミ向けお披露目会が行われました。19日から2026年のおせちの予約が始まります。489種類ものおせちを取り扱う予定で、ぜいたくなおせちと、コストパフォーマンス重視のおせちの二極化が進んでいるといいます。
おせち担当バイヤーの仙田祐人さんに話を聞きました。

おせち担当バイヤー 仙田祐人さん:
「京ぎをん 浜作の和風二段のおせちです。京都祇園で予約困難とされる板前割烹を営む、はんなりとした味を楽しむことができます」
地元の有名料亭のおせちもあります。

おせち担当バイヤー 仙田さん:
「春慶塗の豪華なお重と、甘味、お刺身、近江牛などがセットになった、なんと27万円のおせちです」
二段で46品目!お買い得なおせち

ぜいたくなおせちが並ぶ一方、手に取りやすい価格の商品もあります。
おせち担当バイヤー 仙田さん:
「大丸・松坂屋の厳選おせちです。二段で46品目ものおせちがしっかりと詰まっています。おせちの平均は35品目ほどなので、10品ほど多いです」
2024年と比べて約4.2%も値上がり

2026年のおせちのカタログの平均価格は、2024年と比べて約4.2%も値上がりしているといいます。
おせち担当バイヤー 仙田さん:
「有名料理研究家の大原千鶴さん監修のおせちは、2025年と比べて1700円ほど値上がりしています。食材の価格や包材費の値上がりが大きな要因となっています。内容を見直しながら、納得感のある値上げになるように工夫を凝らしています」

納得して選びたい人にぴったりな商品もあります。
おせち担当バイヤー 仙田さん:
「19日限定で、あらかじめ味をお試しいただける『お試しおせち』をご用意しております。いろいろな商品からおせちを取り合わせた商品です。2024年も大人気で、3分ほどで完売してしまいました」
この松坂屋のおせちは19日の午後2時に、オンラインストアでの予約受付が開始されます。店頭での受付は10月1日からです。