
湖池屋が岐阜県にポテトチップス新工場 中部地方初・国内最大規模 見学者がお好みのポテチ作り体験も

菓子メーカーの湖池屋が、岐阜県で新工場をつくりました。自分好みのポテトチップスがつくれる見学コーナーもできるそうです。

ポテトチップスなどのお菓子でお馴染みの湖池屋。
埼玉や京都、熊本に生産拠点を構えていましたが、今回、新工場を岐阜県海津市につくりました。中部地方で初めての工場です。
11月10日の新工場の完成記念式典には、湖池屋のテレビCMに出演する中島健人さんと永尾柚乃さんが登場。「一日工場長」を務めました。
なぜ岐阜に新工場をつくったのか、佐藤章社長に聞くと…。
「日本のど真ん中でポテトチップスがつくるのは、物流効率がいいことや、岐阜ならではのおいしい産品を使ったポテトチップスつくるなどの意味で、どうしてもここに工場をつくりたかった」(湖池屋 佐藤章 社長)
社長「アゲアゲになる商品を」

12月から稼働する中部工場の建築面積は約7700平方メートル。最大3本の製造レーンが設置できる国内最大規模の工場で、豊富な水が使えることが立地の決め手になったといいます。
最新のオートメーションなどを導入し、カラムーチョやピュアポテトなど湖池屋のほぼすべてのポテトチップス商品をつくることができます。
「スナックに対する気分がアゲアゲになるような商品もつくっていきたい。最新の基幹工場という意味合いがすごく強い」(佐藤社長)
2026年春ごろから見学施設も

さらに…。
熊本の九州工場に続いて全国2カ所目となる見学者向けの施設「湖池屋GOGO!ファクトリー」では、8種類のフレーバーを組み合わせて好みの味付けをしたポテトチップスづくりが体験できます。
工場見学ができるようになるのは2026年春ごろから。
地元の小中学生向けから始め、その後に一般客も無料で見学できるようになるということです。
「なんといっても国産じゃがいもで貫いている湖池屋。岐阜県産のジャガイモも(湖池屋用に)つくってもらって、よりおいしい国産のポテトチップスにしたい。みなさんの期待に応えられるような、おいしいものをつくっていきたい」(佐藤社長)





