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豊橋市が建設中止を求める「新アリーナ建設計画」契約解除をめぐって議会と対立激化 法廷闘争へ

04.23(水)15:07
愛知県豊橋市の新アリーナ建設計画をめぐり、豊橋市は「契約解除には議会の議決が必要」とする議決の取り消しを求めて豊橋市議会を提訴しました。
新アリーナの建設推進派が多数を占める豊橋市議会は「契約解除には議会の議決が必要」とする条例の改正案を可決しました。これに対し、契約解除の手続きを進める長坂市長は、議決が法令に違反すると主張。議決の取り消しを求め、愛知県の大村知事に審査を求めましたが、知事は申し立てを棄却していました。
市は引き続き議決の取り消しを求め、4月22日に市議会を相手取り名古屋地裁に提訴しました。訴状などによりますと、市は「契約の解除権は専ら長の権限に属する」と述べたうえで、議決が「裁量権行使の逸脱または濫用にあたる」としています。