「虫が原因だと思うんですけど…」車のバッテリー上がりどう防ぐ? 免許取得後わずか2週間でパンクも… JAFに密着

大雨となったきのうの連休最終日。車のトラブルを素早く解決する、JAFに密着しました。
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愛知支部16年目のベテラン隊員、福岡賢明さん(36)。勤務開始から約20分、さっそく出動要請がきました。
中村区から車のエンジンがかからないという依頼です。
(福岡賢明さん)
「30分くらいで行けると思うんですけど今日は祝日なので、朝は比較的すいているんじゃないかと思います」
住宅街の中を進み、依頼者のもとへ。
(50代依頼者)
「昨日息子が乗って行こうとしたら、エンジンがかからなくてドアも開かなかったので。(息子が)旅行に行く予定で、全く動かないので」
息子は家の別の車で出かけましたが、全く動かなくなった車を見かねて父親が助けを求めたのです。
(50代依頼者)
「暑さが原因なのか、理由はわからないんですけど…」
暑さによるバッテリー上がりなのか…福岡さんがバッテリーをつなぐと車のハザードランプが点灯。
(福岡さん)「車の方は問題ないですが、バッテリーですね、つけっぱなしが原因になったと思います」
(50代依頼者)「原因はハザードのつけっぱなし。トランクの下にバッテリーがあるみたいだから、トランクが開かないとバッテリーが出てこないので、結局JAFさんじゃないとできなかった。ちょうど自宅だったのでいいですけど、これが旅先だったら大変だった」
こうしたトラブルは日頃の心がけで防げます。
(福岡さん)
「車を離れるときに何か(電気が)ついているものがないかを確認してから家に入っていただけると、バッテリー上がりのトラブルを防げる可能性が上がる」
息つく間もなく、続いての出動要請です。
「虫が原因だと思うんですけど…」
依頼者は清須市の女性。こちらもバッテリー上がり。
(40代依頼者)
「エンジンはかかっていなかったので、音がしないため気づかずそのままにしてしまった」
女性の母親が車の中にいた虫を追い出すため、エンジンをかけずにアクセサリーモードで窓を開けて、2時間放置したところバッテリーが上がってしまったんだそう。
(40代依頼者)
「虫が原因だと思うんですけど、これから気を付けたい」
(福岡さん)
「キーがONの状態だと、メーターパネルも全部つきますし、今の季節だとエアコンをよく使うと思うので、短時間でも電気が奪われることもあります」
続いて福岡さんが向かったのは、港区に住む専門学生からの依頼。
免許取得後2週間で“パンク”
(10代依頼者)「音とか、ちょっと揺れるなとか…」
(福岡さん)「違和感があってとりあえず走れるので、ご自宅まで走ってきた?」
(10代依頼者)「買い物帰りでパンクしてしまって、動きとか音がおかしかったので、JAFを呼びました」
運転免許取得から、わずか2週間。両親を乗せて買い物をした帰りにパンクしました。福岡さんによると、雨の日は異物が道路に浮きやすく、パンクトラブルは多いそうです。
福岡さんは日頃のちょっとした心がけで、こうしたトラブルは防げると念押しします。
(福岡さん)
「点検というと、ハードルが高いように思われるかもしれないですが、車屋さんの定期点検ではなくて、ガソリンスタンドでもバッテリーのチェックや空気圧の点検はできるので“身近な点検”をすることで、バッテリー上がりやパンクを防ぐきっかけになる」