
悠仁さま、地元の歓迎に笑顔!伊勢神宮参拝で成年のご報告、おはらい町は“特別な一杯”で祝福ムード

秋篠宮家の長男・悠仁さまが、伊勢神宮を参拝。地元の歓迎に、手を振って応えられました。
40年ぶりの成年式、“パチン”と響く伝統の音

伊勢神宮へ参拝のため、今月7日、三重県に入られた悠仁さま。沿道には多くの人が集まり、出迎えた人からは「立派になられたなと思います」、「にこやかで、すごくすてきでした」という声が寄せられました。

今月6日、皇居内で成年式に臨まれた悠仁さま。
40年ぶりとなった男性皇族の成年式。中心的な儀式「加冠の儀」が始まり、未成年皇族がつける「空頂黒幘(くうちょうこくさく)」が外されると、悠仁さまは天皇陛下から贈られた、成年用の「冠」を着用されました。

成年式を象徴するのが、和ばさみの「音」。顎の下で結ばれた、冠の緒の両端を切る、“パチン”という和ばさみの音が会場に響きました。
その後、黒の成年の装束、「縫腋袍(ほうえきのほう)」に着替えた悠仁さま。父・秋篠宮さまも40年前に乗った馬車に乗り込み、宮殿を出発されました。

一連の儀式・行事を終えた悠仁さまは、「これから成年皇族としての自覚を持ち、皇室の一員としての役割を、しっかりと果たしていきたいと思っております」と述べられました。
父・秋篠宮さまと同じ道、伊勢神宮で“成年のご報告”

そして、今月8日。悠仁さまは伊勢神宮の外宮へ。玉串をささげて拝礼し、成年式を無事に終えたことを報告されました。
続いて、皇室の祖先とされる、天照大神がまつられている内宮に移動。悠仁さまは厳粛な表情で正宮内を進み、玉串をささげ、深く拝礼されました。

成年式を終えたあとの伊勢神宮への参拝は、皇室の慣例です。40年前、父・秋篠宮さまも伊勢神宮に。

悠仁さまと同じように、成年になったこと報告するため、参拝されていました。白馬と一緒にいるときは、にこやかな様子もみられました。
参拝の日、伊勢でふるまわれた特別な一杯

三重県伊勢市、おはらい町。伊勢神宮に御料酒を奉納する蔵元のお酒を取り扱う酒店『白鷹三宅商店』。

ここでは特別酒を週末のみ飲むことができますが、悠仁さまが伊勢神宮を参拝された今月8日も、そのお酒がふるまわれていました。
試飲した人:
「たるの香りがものすごく良くて、由緒正しいお酒やなって(感じは)ありましたね」

小さい頃の悠仁さまを見かけたことがあるという、『白鷹三宅商店』前田世利子社長は、「(悠仁さまが)小さな小学生の頃ですかね。立派になられて、ご身長もすごく高くなられていますので、多分(伊勢神宮)域内でのお姿も、以前とは全然違うんじゃないかと想像させていただいています」と笑みを浮かべました。

悠仁さまはこのあと宇治山田駅から奈良へ向かい、神武天皇陵を参拝し、帰京されます。