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愛知県が全国初の実証実験へ 大型観光バスを使い高速道路で自動運転 ドライバー不足解消に期待

06.17(火)13:42
愛知県は2025年8月から、高速道路での大型観光バスによる自動運転の実証実験を始めると発表しました。
バスは2025年11月までの4か月間、知多半島道路の大府パーキングエリアから中部国際空港までを走行する予定です。運転手による監視を付けたうえで、時速約80キロで走行し、走行の安定性などを確認します。愛知県によりますと、大型の観光バスを使って高速道路で自動運転の実証実験を行うのは全国で初めてです。
愛知県は、自動運転の実用化に向けた取り組みを進めることで、バス業界のドライバー不足などの課題解決につなげたい考えです。
愛知県 大村秀章知事:
「将来的にはレベル4(特定の条件下で完全な自動運転ができる状況)にもっていきたい。そのためにデータを集める実証実験だ」
愛知県はこのほか、名古屋市の栄エリアや長久手市の愛・地球博記念公園内でも新たな自動運転の実証実験を始めるとしています。