全国各地に灯され続けている「原爆の残り火」 高校生と教師が全国17カ所を訪れる旅に出発

07.29(火)16:57
愛知県豊橋市の高校生と教師が、全国各地に灯され続けている「原爆の残り火」をたずねる旅に出発します。
豊橋市の桜丘高校では、広島の原爆投下直後の火災から採取された「残り火」を、平和の象徴として今も灯し続けています。
戦後80年の今年、2年生の増田壮汰さんと小林寿来先生が同じように原爆の残り火を灯している全国17カ所を訪れることになり、29日出発式がおこなわれました。
2人は17カ所を25日間かけて巡り、署名や平和へのメッセージを集める予定です。
この旅は小林先生が発案し、生徒たちと準備を進めてきました。
「戦争を知らない世代なので、小林先生と学んできたことを、これからも平和の授業を通して語り継いでいきたいと思う」(桜丘高校2年 増田壮汰さん)
「(彼が)これからどのように変わっていくか見守っていきたい」(桜丘高校 小林寿来先生)
旅の様子は、学校のホームページやSNSで発信される予定です。