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検定試験の受験料横領疑いで逮捕の教員 「いろいろなものに使っていてお金に困っていた」 約200人分の受験料を集めるも70人ほどしか申し込みをせず 愛知県警
01.15(水)12:00
県立高校の教員の男が、生徒から集めた検定試験の受験料の一部を横領したとして逮捕された事件で、男が、学校に対し、「いろいろなものに使っていて、お金に困っていた」と話していたことが新たにわかりました。
15日朝、送検された、県立半田農業高校に勤務していた教員、長谷山峻之容疑者(33)は、おととし9月から10月にかけて、高校で実施された、検定試験の受験料の一部、約10万円を横領した疑いがもたれています。
その後の取材で、長谷山容疑者が、学校に対し、「いろいろなものに使っていて、お金に困っていた」と話していたことが、新たにわかりました。
警察の調べに対し、容疑を認めているということです。
長谷山容疑者は、約200人分の受験料を集めていましたが、実際には70人ほどしか申し込みをせず、足りない問題用紙はコピーして配布していたほか、合格点に達した生徒の一部には、偽造した合格証書を渡していたとみられていて、警察が調べを進めています。