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「ハイブリッド車両」在来線の普通車両で初導入へ エンジンと電池で走行 JR東海

09.10(水)18:54
JR東海は、エンジンと電池で走るハイブリッド方式の車両を、在来線普通車両で導入すると発表しました。
導入されるのは、JR名古屋駅から伊勢市駅・鳥羽駅まで走行する「快速みえ」と、太多線、高山線の一部区間です。
車両は「HC35形」で、現在使われている「キハ75系」が製造から約30年と、更新の時期を迎えることから新たに導入されることになりました。
従来のディーゼルエンジンに加え蓄電池の電力を組み合わせて走る方式で、燃費が約35%向上、二酸化炭素排出量を約30%削減できます。
また、AIによる混雑状況などに応じた温度調節機能もついているということです。
JR東海では、すでに特急「南紀」や特急「ひだ」といった特急車両でハイブリッド方式を採用していましたが、在来線の普通車両としての導入は初めてだということです。
新車両は2028年度から2029年度にかけて導入される予定で、JR東海は今後も環境に配慮した取り組みを進めていきたいとしています。





