「将来たくさんの夢を掲げてほしい」　児童養護施設などで生活する子どもが「1日大学生」を体験

児童養護施設などで生活する子どもたちに、大学生活を体験してもらうイベントが、名古屋市内で行われました。

名古屋市立大学で行われたのは、児童養護施設などで生活する子どもたちが、「1日大学生」を体験するイベントです。このイベントは、名古屋市立大学などが企画していて、今回で13回目です。8月6日は、市内の児童養護施設などで生活する、約140人の子どもたちが参加しました。子どもたちは、大学生とともに研究室を周り、教授らの取り組みについて真剣に聞き入っていました。

名古屋市立大学　伊藤瑞紗さん：
「参加してくれた子どもは、児童養護施設等に通う子どもたちが多い。そうした子どもは、大学の進学率が低いという問題もあるので、今回の大学の紹介を通して、大学でいろんなことを学んで、将来たくさんの夢を掲げてほしい」