駅の中で無差別刺傷事件が発生したことを想定した訓練が、名古屋市内で行われました。
名古屋市南区のJR笠寺駅で行われた訓練は、今年5月に東京メトロの東大前駅で起きた刺傷事件を受けたものです。 かばんの中に刃物を隠し持った男が目撃され、男が笠寺駅で電車を降りたと想定し、駆け付けた警察官が男を取り押さえました。 その後、けがの重さなどに応じて治療の優先度を決める「トリアージ」に基づいた、人命救助活動が行われました。 訓練には警察・消防・JR東海の関係者約100人が参加しました。