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リニア工事着々 名古屋郊外から名古屋駅にかけて掘削開始 トンネルを掘る大型掘削機「愛シールド」と命名

06.02(月)18:47
愛知県内で初めてリニア中央新幹線の本格的なトンネル工事が始まりました。県内で初めて本格的なトンネル工事が始まったのは、春日井市の坂下西工区です。坂下西工区は、岐阜県可児市から名古屋駅までの地下を通る「第一中京圏トンネル」のうち、春日井市内の約10キロの区間です。
工事では、深さ40メートル以上の「大深度」の地下を大型の掘削機=シールドマシン=を使って、名古屋駅方面に掘り進めます。工事の完了は、2028年度末の予定です。

6月2日はシールドマシンの発進式が行われ、大村秀章知事がJR東海からの要請を受けてシールドマシンに「愛シールド」と愛称を付けました。
愛知県 大村秀章知事:
「安全な工事と環境保全の2つは大変大事なこと。愛知の“愛”の力で掘進していただいて、多くの人に愛されるリニア中央新幹線になってほしい」
JR東海 丹羽俊介社長:
「ありがたい名前を頂戴した。これを胸にしっかりと進んでまいりたい」