新着
トランプ関税「トヨタへの影響はこれから」専門家 2024年度世界販売台数4年ぶりに前年度下回る

04.24(木)18:57
トヨタ自動車が発表した2024年度の世界での販売台数は、認証不正問題などの影響で4年ぶりに前年度を下回りました。
トヨタ自動車が2024年度に世界で販売した自動車の数は、前年度から0.3%減って約1027万台で、4年ぶりに前年度を下回りました。日本での販売台数は認証不正問題などが影響し、前年度から1.6%減って、約150万台となりました。
また、3月単月の販売実績では、アメリカでトランプ政権の関税措置が発動される前の「駆け込み需要」の影響もあり、2024年の同じ時期と比べて7.7%増加しました。
三菱UFJリサーチ&コンサルティング 塚田裕昭 主任研究員:
「(トランプ関税の)マイナスの影響が出てくるのはこれからだと思います。アメリカでの販売にはマイナスに働くので、生産減は避けられない。(政府の)交渉が長引いて高い関税が続くとジワジワ効いてきて、生産ピッチが落ちてくると、下請けにもマイナスの影響が出てくるのではないかと思います」