高齢化でスイカの高値継続か 6分の1カットサイズで販売価格647円 先週よりも仕入れ価格100円上昇

07.16(水)11:13
名古屋市中区・大須にある生鮮食品館「サノヤ」の担当者に、スイカと巨峰の価格について聞きました。一般的に6月から8月頃がスイカの最も多く出回る時期ですが、生産者の高齢化などに伴って生産量は減少しているといいます。さらに需要増加も重なり、高値が続いています。

●スイカ 1/6カット(愛知県産)
店頭価格647円(仕入れ価格 前週比+100円)
――大玉のスイカは1カ月前に出荷されてから、高値が続いていますね。
サノヤ 永田善夫さん:
「スイカは重く、生産者の高齢化に伴って、重いスイカをつくる人が減っています。そのため出荷量が増えず、価格が下がらない状態になっています。さらに暑さで需要が上がったので、今週は100円上がりました」
――今後、スイカの価格はどのように変化しそうですか。
サノヤ 永田さん:
「この先も状況としては変わらないので、高値継続となりそうです」

●巨峰 1パック約350グラム(愛知県産)
店頭価格1079円
――巨峰は初入荷したそうですね。
サノヤ 永田さん:
「生産者が、巨峰からマスカット系につくる品種を変える方が多く、巨峰全体の出荷量が少なくなっています。また、暑さの影響もあり、若干高めの価格で始まりました。今後も現状の価格で推移していくのではないでしょうか」
(2025年7月15日放送「5時スタ」より)