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ソフトボール部女子生徒が自殺 顧問の不適切な指導が一因の可能性 愛知・瀬戸市

09.11(木)17:39
2022年に愛知県瀬戸市にある聖霊高校の当時18歳の女子生徒が自殺し、調査の結果、ソフトボール部顧問の不適切な指導が一因の可能性があると結論付けられていたことが分かりました。
聖霊高校によりますと、ソフトボール部で主将を務めていた当時18歳の女子生徒は、2022年4月、部活の練習を終え帰宅した後に自殺しました。
自殺した当日、女子生徒が練習でミスしたことに対して、顧問の男性教諭から「お前はもういらない」「キャプテンじゃなければ試合に出していない」などと叱責されていました。
女子生徒の自殺をうけ、学校を運営する南山学園は第三者委員会を設置して調査を進め、自殺当日の男性教諭の指導は不適切であったとし、自殺の一因であった可能性は否定できないと結論付けました。
男性教諭は、「記憶にない」などと発言を否定していますが、他の部員の証言などから事実と認定されました。
また、学校が他の生徒に対して、「交通事故で亡くなった」と事実と異なる説明をしていたことも明らかになりました。
学校は「遺族に配慮するための対応だったが、不適切であった。反省している」などとしています。