伊藤忠彦復興大臣「その通りです」と謝罪　代表を務めていた自民党知多市支部が政治資金収支報告書を未提出

愛知県の自民党知多市支部が、2年分の政治資金収支報告書を提出していなかったことがわかりました。この時期の代表は、衆議院・愛知8区を地盤とする伊藤忠彦復興大臣が務めていました。

愛知県選挙管理委員会によりますと、自民党知多市支部は、2009年と2010年の政治資金収支報告書を2024年3月まで提出していませんでした。

政治資金規正法では、収支報告書が2年連続で未提出の場合、政治団体の届け出がないとみなされて、それ以降の寄付の受付や支出は違反となる可能性がありますが、支部は、自民党愛知県連から政治資金を受け取っていました。

この期間の代表は、伊藤忠彦復興大臣が務めていて、12月13日の参議院予算委員会で事実関係を問われると、「その通りでございます」と事実を認め、謝罪しました。