中日・井上一樹2軍監督に監督就任要請 「返事はまだ。決意が固まった時に答える」 ファンは歓迎の声

プロ野球の中日ドラゴンズが、新しい監督として、井上一樹2軍監督に、就任の要請をしたことが分かりました。
井上一樹2軍監督:
「(2日に)要請があった。それに対して正式にお受けしますとか、お断りしますとかの返事はまだ」

2024年のシーズン、中日は、球団史上初の2年連続最下位からの巻き返しを図りましたが、チームは低迷していて、立浪監督の退任が決まっていました。
球団は、2軍で優勝争いをするなど若手選手の特徴などを熟知する井上2軍監督に、10月2日、1軍監督の就任を要請したということです。
井上一樹 2軍監督:
「(監督は)誰かがやらなきゃいけないというポジション。立浪監督が3年間やって築いてきたものを壊さないでどういう形で光らせるのか考えていかなきゃいけない。決意が固まった時に答える」
井上2軍監督に指導を受けた選手は…
松木平優太投手:
「井上さんは選手との距離も近くて、話しやすい雰囲気をつくってくれる人。ブルペンに入っているときも、近くで見て声をかけてくれるということを常日頃からやってくれたので、すごく優しい人」
福永裕基選手:
「技術的にもこういうところがあれば、一軍でやっていけるという話はもらった」
井上2軍監督は、1990年にドラフト2位で入団。1999年はリーグ優勝に貢献するなど、中日一筋でプレーしました。

井上2軍監督の監督就任要請について、ファンはどう受け止めているのでしょうか。話を聞きました。
ファン:
「いいんじゃないかと思う」
「結果が出るドラゴンズになってほしいという気持ちでいっぱい」
「内部事情を知っている人の方が選手も育ちやすいのかなと思う」
「今度はいいんじゃないか。(レギュラーが)定着するような感じでやってもらいたい」
井上2軍監督は、全試合が終了する10月6日以降に球団側に承諾するかどうか、回答するとしています。