台風15号接近 ホームセンターで聞く、今からできる浸水・停電対策 「今は暑さ対策も大事」

09.04(木)16:45
4日に発生した台風15号は、局地的な大雨も懸念されますが、備えができているでしょうか。今からでもできる対策を名古屋のホームセンターで取材しました。
名古屋市熱田区の「DCM21熱田店」。
「こちらのホームセンターでは、入ってすぐの場所に台風対策グッズが並ぶ特設コーナーが設けられています」(メ~テレ 西尾菜々美アナウンサー)
店では、3日から新たに防災コーナーが設けられました。例年9~10月は防災の需要が高まる上に、年々台風の被害が増えていることから、前もっての”備え”を呼びかけているといいます。
Q.台風対策はどういうものを用意すればいい?
「養生テープなどで窓ガラスの飛散防止、土のう袋やブルーシートなどを活用して雨風の対策をしていただく」(DCM21熱田店 下島航さん)
雨が特徴の今回の台風15号。土のうは玄関などに設置することで、浸水を防ぐことができます。
「“水で膨らむ土のう袋”というのがあります。機能は普通の土のう袋と一緒ですが、浴槽に水を張り、袋を水につけることで3~5分で膨らむ。15kgぐらいに袋が膨らんで、土のうと同じように使うことができる」(下島さん)
まだ用意ができていない人も、対策はできます。
「自宅にあるものでも十分に用意できる。水が入れられる袋を使って緊急で準備をすることは、自宅でもできる」(下島さん)
暑い中の停電にも備えを

まだまだ暑さが残る中でやってきた台風シーズン。停電への備えも必要です。
「停電時でも使えるポータブル電源や、今回の台風だけでなく地震やレジャー・キャンプなどでも使えるので、1つあるだけで安心も得られる。これからの時期はまだ酷暑が残るので、暑さ対策と合わせて台風対策をしていくことが大事になってくる」(下島さん)