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“新名神高速逆走” ペルー国籍の男に懲役1年6月の実刑判決 津地裁

10.08(水)16:21
今年5月、三重県の新名神高速道路を逆走し、事故を起こして6人にケガをさせたにもかかわらず、現場から逃走したなどの罪に問われているペルー国籍の男に対し、津地裁は懲役1年6か月の実刑判決を言い渡しました。
起訴状などによりますと、ペルー国籍のロッシ・クルーズ・ジョン・エリアス被告(35)は今年5月、三重県亀山市の新名神高速下りを乗用車で逆走して車4台が絡む事故を起こし、6人にケガをさせたにもかかわらず逃げた罪と、逆走運転する前に名古屋市内で酒を飲み飲酒運転をした罪に問われています。
8日の裁判で津地方裁判所の湯川亮裁判官は、「危険で悪質な運転で多重事故を引き起こしていて結果は重い」「酒気帯び運転のあとに高速道路に乗り逆走運転していて、誤って逆走したものとは全く違い、身勝手な犯行」などとして、懲役3年の求刑に対して懲役1年6か月の実刑判決を言い渡しました。