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岡崎市「松本自然農園」のサブスクが話題! 月額3240円で野菜とり放題の驚きのコスパ

お得さ以上に価値がある「野菜サブスク」とは?

お客さんが自ら野菜を収穫し、作り手が手間を省けるというユニークなスタイルの自然農園が岡崎市にあると聞き、興味をひかれて訪れてみました。


そこは「松本自然農園」という、野菜収穫のサブスクリプションを運営する農園でした。圧倒的なお得さに加え、どんな付加価値があるのか密着しました。


【動画を見る】岡崎市「野菜のサブスク」が大人気!「松本自然農園」

松本自然農園で密かに話題の「野菜サブスク」とは?

  • 農園全景


    広々とした農園の“超太っ腹”なサービス。


サブスクリプション(通称サブスク)とは、定額の料金を支払うことで、一定期間サービスを利用できる仕組みのこと。岡崎市の松本自然農園は、このサブスクで野菜とり放題のサービスを提供しています。


  • 農園を歩く親子


    好きなだけ野菜を収穫し、持ち帰れるのがうれしい。


月に一定額のお金を払えば、約10種類の旬の野菜がとり放題! 松本自然農園は、好きなときに好きなだけ収穫OKです。収穫体験もできて一石二鳥。30組限定の枠もキャンセル待ちが100組以上と大人気なんです。


  • 男性が作業する様子


    このお得さでも農家側の利益はしっかり出ているそう!


利用料は大人1人月額3240円。しかも、高校生以下は無料! つまり5人家族の伊藤家でも、必要なのは大人2人分のみ。野菜のサブスクは、子どもが多いほどお得になるのですね。


【動画を見る】岡崎市「野菜のサブスク」が大人気!「松本自然農園」

お客さんも農家も嬉しい!「野菜サブスク」を始めたワケ

  • 農園で大変になる作業のグラフ


    かなりの労力を割いているのが収穫と出荷。


収穫して満足、食べて満足のサブスク農園。 じつは収穫と出荷は、農家の労働時間の半分ほどを占めています。なんとかこの手間を省けないかと考えて、実験的に行ったのがこのサービスなのだそうです。


お客さんは野菜をお得にゲットでき、農家は労働時間や手間を半分にできる。まさに画期的なサービスです。


  • 白米に大根の葉を混ぜた「菜めし」が器に盛られている


    愛知県の郷土料理だった「菜めし」。


松本自然農園の野菜サブスクに入っている、5人家族の伊藤さんファミリーの食卓にお邪魔しました。この日作っていたのは「菜めし」。大根の葉っぱは捨てずに塩茹でし、細かく刻んでご飯と混ぜます。


  • 伊藤家の1週間の献立を紹介


    野菜を無駄なく使い切る伊藤家の1週間の献立。


ニンジンの葉もむだにしません。片栗粉をつけて揚げれば、カリカリ食感のかき揚げに。その後も野菜をふんだんに使った伊藤家のアイデアメニューが食卓に並びます。野菜サブスクで収穫した食材を、1週間で使い切りました!


お得さだけではない! コスパ以上の価値

  • 「すごく野菜嫌いだった」と話す親の様子


    自ら収穫した野菜なら進んで食べるお子さんも多い。


野菜サブスクの価値はお得さだけではありません。松本自然農園での野菜の収穫体験は、子どもたちにとって学びの場であり、自然に触れる良い機会にもなります。また自ら収穫したとれたて野菜を使った料理のおいしさに、野菜嫌いを克服できることも。野菜サブスクは教育としての付加価値が高いサービスでした。


取材協力GGfield 松本自然農園】
住所:愛知県岡崎市細川町上平159
料金:大人1人月額3240円、高校生以下は無料