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まるで大トロ!? 流通禁止の幻の魚・バラムツを堪能! 三重県熊野の山奥で味わう、究極の"深海グルメ"

三重県の最南端、南牟婁郡(みなみむろぐん)は、5月から8月にかけてウミガメが産卵に訪れる自然あふれる町。そんな南牟婁郡で取材を行うのは、「千原ジュニアの愛知あたりまえワールド☆」(テレビ愛知)の名物ディレクター・あべちゃんです。富山県出身、田舎育ちのあべちゃんが、初の三重ロケを敢行! 山奥に佇む魚屋さんで、さまざまな“珍味”に出合いました。


【動画を見る】禁断の魚、幻の巨大深海魚激撮&動物レア映像!

山奥に魚屋⁉ 漁師が営む無人販売所

  • 自宅で販売しようとした結果、山奥の店となったという


    自宅で販売しようとした結果、山奥の店となったという


取材を進めていくと、山あいの町・中立(なかだち)にある魚屋さん「律丸」へと行き着きました。自宅のすぐ横で無人販売を行っているのは、伊勢海老漁師の東さんです。店主の自宅がこの山あいにあるそうで、港で仕入れた新鮮な魚を山の中で販売しています。


  • 山の奥で新鮮な海の幸が購入できるとSNSで話題に


    山の奥で新鮮な海の幸が購入できるとSNSで話題に


店頭には、市場には出回らない魚たちがずらり。軽い気持ちで始めた販売でしたが、SNSで話題となり、今では遠方からもお客さんが押し寄せる人気店となっています。


  • 高級魚・メダイもどんどん釣れるという東さんの漁


    高級魚・メダイもどんどん釣れるという東さんの漁


中には高級魚のメダイのほか、販売が禁止されている“幻の魚”バラムツも釣れるといいます。バラムツは消化できない脂を多く含むため、流通できない珍魚です。しかし漁師仲間や常連さんには“おすそ分け”するほど、大人気の魚といいます。


深海へ竿を垂らす!巨大魚メダイ&バラムツを狙え

  • 竿の沈み具合で、なんの魚がヒットしているか予測


    竿の沈み具合で、なんの魚がヒットしているか予測


そんな話を聞いていたら、居ても立っても居られなくなってしまったあべちゃん。東さんと一緒に夕暮れの港を出発します! 目指すは熊野灘(くまのなだ)の沖合、約40分先にある深海のポイントです。


狙うは全長1メートルを超えるメダイとバラムツ。竿の沈み具合で魚種を見極めるという、熟練の技が光ります。


  • 深海に潜むモンスター級!人の背丈にも迫るバラムツ


    深海に潜むモンスター級!人の背丈にも迫るバラムツ


すると次々と魚がかかり、メダイを4匹ゲット。そしてついに海底で大物の気配が。竿が大きくしなり、上がってきたのは念願のバラムツです! その脂のりは“大トロ級”です。


  • 脂のうまみは大トロ級! とろけるほど濃厚な味わい


    脂のうまみは大トロ級! とろけるほど濃厚な味わい


ただし、食べすぎ注意とのことで、試食は3切れまで! 東さんいわく、「お腹が大変なことになる」経験済みだそう……。


高級魚で振る舞う! あべちゃん流・深海魚グルメ

  • 最後にごま油を豪快にかけるのが美味しさの決め手


    最後にごま油を豪快にかけるのが美味しさの決め手


釣り上げた新鮮なメダイとムツを使って、あべちゃんが腕をふるいます。滅多に口にできない魚を、東ファミリーにおもてなしすることに!


  • 鯛めしよりうまい!とも絶賛だったメダイめし


    鯛めしよりうまい!とも絶賛だったメダイめし


まずはメダイの土鍋ご飯「メダイめし」。お米と醤油、酒、だしを合わせ、半身のメダイを投入して炊き上げます。さらに、しょうがとネギで香りづけした熱々のネギ油がけも調理。白髪ネギの上から熱したごま油を注げば、香ばしい香りが広がります。


  • あべちゃんの地元でもよく食べられるムツしゃぶを堪能


    あべちゃんの地元でもよく食べられるムツしゃぶを堪能


そしてもう一品! あべちゃんの地元・富山では“ムツ料理があたりまえ”とのことで、ムツのしゃぶしゃぶを披露。皮目だけをあぶり、軽くしゃぶっていただくと…口の中でとろけるうまさ! 試食した全員が感動するほど、人気No.1の一品となりました。