名古屋から韓国へ。32時間で追う「金シャチ号」再発見の旅
憶えていますか?1986年、名古屋港のシンボルとして登場した遊覧船「金シャチ号」。正式名称は「金鯱(きんこ)」で、長く親しまれてきた存在です。しかし、姿を消してから20年以上。その行方を追うと、“韓国”という手がかりが浮上しました。番組初の海外ロケで、韓国を舞台に「金シャチ号」の行方を追います。
空港からわずか32時間の捜索スタート

愛知県発祥のチェーン店として有名なCoCo壱番屋
今回のロケは、滞在時間わずか32時間という過酷なスケジュール。まずは韓国最大の都市・ソウルを目指し、仁川(インチョン)国際空港へ降り立ちます。現地では、業界歴28年のベテランコーディネーター、イ・スンソクさんがサポート。
しかし、そのベテランですら行方は不明とのこと。手がかりはほとんどないまま、調査はスタートします。ソウルに到着してまず目に入ったのは、愛知でもおなじみの「ココイチ」。

現地からすれば台湾まぜそばではなく、名古屋まぜそば
さらに、台湾まぜそばで知られる「麺屋はなび」も発見。「台湾まぜそば」は“名古屋まぜそば”として親しまれ、現地でも人気を集めているようです。名古屋に縁のあるお店の代表・ジさんなら何か知っているのではと期待しますが、有力な情報は得られませんでした。
名古屋グルメを手がかりに追跡

お店人気No.1メニューのナゴヤトースト
それでも手がかりを求め、名古屋に関連する店を巡ります。訪れたのは「マリニエール」というカフェ。ここで提供されていたのは「ナゴヤトースト」。小倉トーストをベースにしながら、独自のアレンジが加えられた一品で、店内でも圧倒的な人気を誇ります。
名古屋と韓国をつなぐようなこの店で情報を期待しますが、ここでも有力な手がかりは得られず。捜索は難航します。
街での聞き込みでつかんだ一筋の光

手がかりをつかめず、捜索は2日目へ
最終手段は、街での聞き込みです。名古屋にゆかりのある人にも出会いますが、決定的な情報には至りません。すでに10時間が経過し、初日は成果ゼロ。それでも諦めず、街を走るタクシー運転手にも聞き込みを続けます。

絞り込むことに成功!タクシー運転手さんの情報網はすごい
すると「漢江(ハンガン)沿いで見たことがあるかもしれない」という情報が浮上。ヨイド地区の公園周辺で目撃されたという証言を得て、一筋の希望が見えてきます。
ついに発見!異国の地で佇む金シャチ号の姿

なんと金シャチ号が写った写真をもつ人に遭遇
残り時間はわずか。急いで現地へ向かうと、さらに新たな情報が入ります。目的の船は、仁川空港の対岸にある韓国有数の港「仁川港」にある可能性が高いとのこと。
しかも現地では、「金シャチ号」ではなく“金魚号”と呼ばれているというのです。急ぎタクシーで向かい、ついにその瞬間が訪れます。

ようやく金シャチ号を発見!引退したが、その見た目は健在
停泊していたその船には、日本で活躍していた頃の面影がしっかりと残されていました。事情を説明すると、特別に見学させてもらえることに。
韓国・チョンソジンの展望台のふもとで、「金シャチ号」が佇んでいました。今は現役を引退していますが、名古屋を離れた今も、異国の地で輝くその姿に、どこか誇らしさを感じずにはいられません。