名古屋市港区で困ったら頼りにするのは「清水進」さん！刈谷市では高すぎる踏切、知多市の中学校では交換日記があたりまえ！？「千原ジュニアの愛知あたりまえワールド☆」

2022年11月11日

愛知県民でもほとんど知らない＆知らなきゃ損する『地元のあたりまえ』を大公開！
「千原ジュニアの愛知あたりまえワールド」は得する、行きたくなる、誰かに話したくなる、明日からあたりまえにしたくなる新仰天間違いナシの県民特化型バラエティ番組です。

所変われば品変わる。同じ愛知県の中でも市区町村ごとに全然違う仰天の風習やサービス、グルメ、スポットがたくさん！名古屋市港区の神宮寺学区には困ったらみんなが頼みにするという「清水進」さんに密着。刈谷市にある頭の上の高さに降りてくる「高すぎる踏切遮断機」、知多市の中学校で行われている「交換日記」のヒミツも探ります

名古屋市港区でご近所さんが頼りにする「清水進」さんってどんな人！？

名古屋市港区の神宮寺学区にご近所の方々が困ったら頼りにするという「清水進」さんがいるとのウワサが。公園に集まっていた街の人に話を聞いてみると「みんな知っている」「何でもよくやってくれる」「大事な存在」「困ったら相談に行く」と、どうやらウワサは本当のようです。

砂場の砂を入れて欲しいと頼まれたら公園に駆けつけて砂場の砂を入れ、雨樋が壊れたと困っていたら駆けつけて直してくれるという清水進さん。どんな方かと自宅を訪ねると、気さくに取材へと応じていただけました。

自分でやれる範囲内のことであれば「困っとるだろうから、頼まれれば何とかしてあげたい」と話す清水さん。この日も「玄関のコンクリート枠が外れてしまった」と困ったご近所さんからの頼みに応急処置の段取りをつけたり、外れてしまった流し台のパイプを補修したりといろいろ頼りにされていました。近所の柿農家さんに頼まれれば1時間ほどで鳥よけネットを張り上げます。

本職である左官業の傍ら、10年前からは消防団の団長も務める清水さん。市や県からも多くの表彰状をもらっています。その中でも一番思い出深いものが奥さんや娘さんからもらった表彰状。ご近所さんをあたりまえに助けてきた清水進さんは家族の中でもヒーローでした。

頭の上に降りてくる遮断機！？刈谷市に「高すぎる遮断機」がついている理由とは？

鉄道と道路の安全を守るために欠かせないのが踏切遮断機。普通は身体の前に降りてくるのがあたりまえなのですが、刈谷市には通行人の頭上よりもはるか高くに降りてくる「高すぎる遮断機」が存在します。

この遮断機があるのはJR東海道線刈谷駅のすぐ近く。しかも、刈谷の街の人達はこの「高すぎる遮断機」が降りている下を当たり前のように歩いていくから驚きです。

さらに様子を見ていると、高すぎる遮断機の下に通常どおりの高さの遮断機が下りてきました。つまり、この踏切に備えられているのは「2段構えの遮断機」。街の人たちに話を聞いて見ますが、2段構えの遮断機の存在は知っていてもその理由までは知られていないようです。

実はこの遮断機は「2段式遮断機」と呼ばれるもの。踏切警報機が鳴った際に踏切の外に早く出ることを促すため、先に高い遮断機を下ろした後に通常の遮断機を下ろす仕組みになっているそうです。高い遮断機が下りてきてから歩いていたのも、踏切を渡り始めていた人たちが踏切の外に出るため。もちろん高すぎる遮断機が下りてから踏切に入るのは危険ですので、踏切が鳴ったら「高すぎる遮断機」の手前で待ちましょう。

知多市の中学校では、今でも「交換日記」をするのがあたりまえ！？

昭和の時代に青春を彩ったものの一つが「交換日記」。しかし令和の時代になっても、知多市の中学生は全員が「交換日記」をするのがあたりまえなんです。

知多市の中学生が交換日記をする相手は担任の先生。全校生徒が担任の先生と交換しているのが知多市の中学校で採用されている「若あゆ日記」です。

昭和27年4月に第1号がつくられたという「若あゆ日記」は、知多半島全域で使われているとのこと。生徒たちが書くのは授業の感想や日常のちょっとしたこと、悩みなど様々。担任の先生は朝の会で「若あゆ日記」を集めると、授業の合間に一人ずつ丁寧に返事を書いていきます。

「大変だなと思うと気もあるけれども、この子はこういうのにハマっているんだなとか頑張っているんだなということが分かるので、見ていて楽しい」と話す先生。時には恋の悩みを綴る生徒にもちゃんと考えてアドバイス。帰りの会で日記が返されると、生徒はすぐに返事を確認するほど楽しみにしています。

もちろん日記を書くのが得意な生徒ばかりではありません。毎日1行2行しか書いてこない生徒も中にはいます。そんな子が初めて綴った進路の悩みに、先生は励ましのメッセージとともにたくさんの返事を書いていました。

そのメッセージを励みに苦手な勉強を頑張る生徒。「若あゆ日記」は令和の時代でもあたりまえに生徒と先生の架け橋となっています。

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千原ジュニアの愛知あたりまえワールド★ ～あなたの街に新仰天～

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【放送局】テレビ愛知　
【番組HP】https://tv-aichi.co.jp/atarimaeAICHI/

※記事の内容は放送当時のものです。