突然の停電でエアコンや冷蔵庫が使えなくなったら?覚えておきたい停電時の熱中症対策&対処法とは『チャント!』
大気が不安定な状態になりやすい夏は、激しい雷雨などで停電する可能性があります。特に暑い時季は、停電すると冷房器具が使えなくなり、熱中症のリスクが高まる恐れも。そこで、停電時の熱中症対策をはじめ、冷蔵庫や照明の対処法をご紹介します!
エアコンや扇風機が使えなくなったら…?停電時の熱中症対策とは
夏の停電でもっとも気をつけたいのは“熱中症”。エアコンや扇風機などの冷房器具が使えなくなった時はどうしたらよいのか。
環境省によると、衣類は通気性のよい涼しい服装が好ましいとのこと。風通しをよくすることで、熱がこもるのを防ぎます。また、喉が渇いていなくてもこまめに水分補給することが大事だそう。
また、濡れたタオルを肌に当て、うちわであおぐのも効果的。熱が放散されて涼しく感じます。水道が使える状況であれば、水のシャワーで体を冷やすのもよいそうです。
保冷剤を冷蔵室の上の段へ!冷蔵庫が使えない時の対処法
電気が止まると、冷蔵庫も使えなくなってしまいます。そんな時は、冷蔵室の上の段に保冷剤などの凍った物を、下の段には冷やしたい食品を移動させるとよいと防災・危機管理ジャーナリストは言います。
保冷材の冷気が下に落ちるため、冷蔵室全体の温度が上がるのを抑えることができます。
自然解凍で食べられる冷凍食品を保冷材の代わりに置けば、冷蔵室を冷やしながら自然解凍されて食事にも使えるので一石二鳥!
覚えておいて損なし!懐中電灯がランタンに!
停電して照明が使えない時に役立つのが、懐中電灯。しかし、懐中電灯をそのまま使用するとピンポイントで照らすことしかできません。
そこで、懐中電灯をひと工夫してランタンにすると便利!懐中電灯の上に底を切り抜いたペットボトルをかぶせると、光が乱反射して広範囲を照らすことができます。
飲みきった空のペットボトルを再利用するのはもちろん、代わりにポリ袋を懐中電灯にかぶせても光が広がります。
懐中電灯には、ホームセンターや100円ショップなどで購入できる「蓄光(ちっこう)テープ」を貼っておくのがオススメ。暗闇で蓄光テープが明るく光るので、探すことなく懐中電灯の場所がすぐに分かります。他にも、ドアノブや非常持出袋などにも貼っておくと突然の停電時でも困りません。
みなさんも参考に、日頃から準備をして備えてみてはいかがでしょうか。
CBCテレビ「チャント!」8月8日放送より