ピーマンの肉詰め「パリパリ感」を残す裏技があった!?スーパーで見つけたベテラン主婦のアイデアを大公開『チャント!』
ちょっと気になる、他人の買い物カゴの中身。スーパーで買い物を終えた皆さんにカゴの中を見せてもらうのが「カゴ中大調査」です。今日は何を買いましたか?その食材で何を作りますか?名古屋市熱田区にある「サポーレ熱田伏見通り店」で調査しました。
ソースにお砂糖をプラス!麺900gを完食する大食い家族
3兄妹のママは、パスタ1kg、カットトマト缶、ナスなどを購入。たくさん食べるお家のようですが、中でも一番食べるのはパパ!
(ママ・梢さん)
「お皿に盛るのが面倒くさいから、フライパンのまま食べる」
とっておきの調味料も使うという、大量パスタを見せてもらうため、笑顔いっぱいの5人家族のお宅にお邪魔しました。調理に使うフライパンは、直径32センチとビッグサイズ!パスタも、今回購入した2袋に加えて、前回の残りおよそ700gと、大量に買い貯めている様です。
まずは前回の残りのパスタを茹でながら、32センチのフライパンでニンニク・ベーコン・ナスを炒めます。カットトマトは丸々2缶使用。そして、どこのお家にもありそうな調味料で味に変化をつけます。それは…、
(ママ・梢さん)
「お砂糖です、うちは砂糖をちょこっと。酸味が結構強かったりするのでトマトの」
これが、我が家流。子どもたちが苦手な酸味を和らげるため、砂糖を大さじ1杯半加えます。しょう油も加え、濃い目の味付けに。コンソメスープ、コショウで味を調え、700gのパスタと和え、モッツァレラチーズをゴロゴロと入れて完成です。
結局、700gでは足りずさらに200gのパスタを追加で茹で、つくり置きしておいたクリームソースを絡めた、サケとほうれん草のクリームパスタを長男とパパ用に作りました。
ピーマンの肉詰めはパリパリ食感を残す“蒸し焼き”がポイント!
続いて出会ったのは、バターやピーマンなどを買った女性です。
(三輪幸子さん)
「きのう残ったひき肉を(ピーマンに)詰めてバター焼き」
ピーマンの食感をうまく残す技を使って作ると聞き、お宅にお邪魔しました。三輪さんは夫と息子の3人家族。お邪魔した日は、お友達が遊びに来ていました。
ピーマンの肉詰めは、前日につくったハンバーグのタネの残りを使用。そのタネは大葉を加えた、さっぱり味のものでした。このタネは他にも使え、肉団子にしてスープの具材にもなるそう。
(三輪幸子さん)
「スープのときは、ショウガを入れたりします」
そして肉詰めにしたピーマンをお肉の側から焼き、ある程度火が通ったら裏返して、フライパンにバターを加えます。これが我が家流、バターが溶けたら火を止めて蓋をし、ピーマンの水分だけで蒸し焼きにするとピーマンのパリパリした食感が残るそうです。大根おろしとポン酢で食べます。一緒に食べたお友達の古澤さんは…。
(友人・古澤尚子さん)
「シソとおろし大根がサッパリ。後味サッパリしていておいしいです」
食感は、パリパリと音がするくらいしっかり食感が残る仕上がりでした。
1人当たり187円!?ブランド豚を使ったポークケチャップ
店に戻って調査を続けていると、豚肉の切り落としを買った女性が。
(奥さま・愛美さん)
「(豚の)切り落としなんですけど、結構大きくて他のスーパーさんより食べ応えがある」
切り落としと言いながら、大きめのカットが嬉しくて必ず買うといいます。他のお客さんのカゴの中にも、入っている率が高かったサポーレのオリジナルブランド「絹豚」。ブランド肉なのに、リーズナブルです。何を作るのか尋ねました。
(奥さま・愛美さん)
「ポークケチャップ。豚肉をケチャップとウスターソース・玉ネギで炒めたもの」
ブランド豚なのに、1人前200円弱で作れると聞き、4人家族の大谷家にお邪魔しました。調理に使う材料を見せてもらうと、しょう油・ケチャップ・ウスターソース・塩コショウ・お酒・バター・豚の切り落とし・ブナシメジ・玉ネギ・片栗粉とどの家にもありそうなオーソドックスなものばかりです。
これが我が家流。まず袋に肉を入れ、お酒としょう油で下味を先につけておきます。から揚げのように揉みこんだら、とろみを出すために片栗粉を加え7~8分ほど放置。その後、野菜と一緒に炒めます。味の決め手となるケチャップとウスターソースを加え、バターを入れたらブランド豚を使ったポークケチャップの完成です。
今回も1人前あたり約187円という、驚きのコストパフォーマンス!家族でおいしく完食しました。
買い物カゴの中には、それぞれの我が家流が詰まっていました。ぜひ、毎日のお料理の参考にしてみてください。
CBCテレビ「チャント!」2月6日放送より