名古屋から1時間以内で行ける! 春の小さな週末旅 : 3ページ目
オープン1周年イベントも始動!
美濃和紙の魅力を知る“文化の拠点”へ
美濃和紙の伝統と未来をつなぐ、新たな体験の場としてリニューアルした『紙遊』。その背景にあったのは、訪れる人々の声でした。
「紙漉き体験はできますか?」、「ゆっくりできる場所はありますか?」など観光客から質問されることも多かったという古川さん。紙漉き体験ができる施設は少し離れた場所にあり、その距離が小さなハードルになっていました。町歩きの途中に気軽に立ち寄るには、ほんの少し遠い-。そんな声に応える形で、手漉き体験ができる環境が整えられたといいます。
さらに、「美濃に長く滞在してもらいたい」という思いもリニューアルのきっかけに。買い物をするだけでなく、人が集まり、それぞれの時間を過ごせる場所へ。リニューアルを通して、紙遊は物販の場から、町の中で時間を過ごす“文化の拠点”へと姿を変えました。
その中心にあるのが、“ふれる”という体験です。
同店では、手漉き和紙の体験をはじめ、季節に合わせたワークショップを開催。うちわや風鈴づくりなど、和紙を使ったものづくりを気軽に楽しめる内容で、道具や材料が揃うこの場所だからこそ、思い切り手を動かせるのも魅力のひとつです。
和紙をちぎったときの感触、手にしたときのざらりとした厚み。言葉だけでは伝わりにくい違いも、実際に“ふれる”ことで知ることができます。
さまざまなアプローチで和紙の魅力を発信してきた「WASHI CAFE」は、この春にオープン1周年を迎えます。節目となるタイミングを飾るのが、オリジナルのアイスクッキーサンドです。
ハツシモの米粉で焼き上げたクッキーに、なめらかなアイスをサンド。フレーバーはイチゴ・抹茶・ミルク・キャラメル・マンゴの全5種類で、日本の伝統文様である「青海波」や「七宝」もあしらったデザインもポイントです。
アイスクッキーサンドは、公式オンラインショップで販売。また、WASHI CAFEでも提供しているため、実食して好みの味を探してみるのもおすすめです。
見て、ふれて、味わって、そして少し休む。
そのひとつひとつの時間が、美濃の伝統と文化、そして和紙との距離を“遊びながら”近づけてくれます。
撮影・取材・文/山田有真
■店舗情報■
紙遊(しゆう)
電話番号/0575-31-2023(和紙の店)、0575-29-7100(WASHI CAFE)
住所/岐阜県美濃市常盤町2296
営業時間/10:00~17:00
定休日/火曜・水曜(祝日は除く)
駐車場/あり
https://www.shiyu.co.jp/