名古屋から1時間以内で行ける! 春の小さな週末旅 : 2ページ目

職人が丁寧にレクチャー!
美濃和紙の手漉き体験に挑戦

同店を訪れた際、ぜひ体験してほしいのが、「手漉き和紙工房」のワークショップ。

伝統技術を受け継ぐ、美濃手漉き和紙職人・山田祥大さんから本格的な「流し漉き」を教わりながら、自分だけの和紙を作ることができます。

美濃手漉き和紙職人・山田祥大さん

体験では、「簀桁(すけた)」と呼ばれる職人と同じ道具を使用。冒頭では、山田さんが道具の使い方をはじめ、美濃和紙の原料や歴史などをレクチャーしてくれます。

流し漉きの動作は大きく分けると4つ。「化粧水」と呼ばれる動作で、簀の表面に紙料(和紙の原料となるコウゾやネリを混ぜた水)を薄く乗せ、「横揺り」で横方向に紙料を動かしていきます。

その後、「縦揺り」で紙料を縦方向に動かし、横揺りと縦揺りを繰り返すことで紙に厚みを加えていきます。紙の地合いや厚さを整え、簀の表面に残った紙料を流し捨てる「払い水」で締めくくったら完成です。

筆者も実際に体験!

動き自体はシンプルですが、実際に体験してみると、思い通りに動かない紙料に思わずあたふた!紙料の動きは繊細で、少し手元がぶれるだけで波が崩れ、気づけば、道具を持つ手に力が入り、腕はガチガチに・・・。

しかし、山田さんの丁寧なレクチャーのもと、何度か繰り返すうちに、少しずつ“紙になっていく感覚”を実感。筆者の和紙も、無事完成することができました。

葉っぱや毛糸で飾り付け。

完成した和紙は、葉っぱや毛糸、美濃和紙のいろ紙や千代紙などの素材を選び、自分好みに飾り付けが可能。漉き終わったばかりの和紙は非常に柔らかいため、葉っぱはそっと置くように、毛糸などは上から振りかけるように配置するのがコツです。

完成した美濃和紙は乾燥後、「和紙の店」で受けとります。

体験は約40分で、和紙は30分ほどで乾燥が完了。短い時間ながら、ものづくりの奥深さにふれることができます。

<流し漉きワークショップ>※各回最大4人まで
料金/3,000円(ドリンク代を含む)
開催日時/土曜・日曜・祝日限定開催(各回 約40分)

具がたっぷり詰まったおにぎりが自慢!
カフェでランチやスイーツを堪能

料金にドリンク代が含まれている、流し漉きワークショップ。そのドリンクを楽しめるのが「WASHI CAFE」です。

「選べるおにぎりランチ」(おにぎりの価格+440円)

看板メニューは、好きなおにぎり2種類やおかずをセレクトできる「選べるおにぎりランチ」(おにぎりの価格+440円)。おにぎりには、美濃市産の「ハツシモ」と「ミルキークイーン」を独自にブレンドしたお米を使用しており、ほんのり甘く、もっちりとした食感が自慢です。

カウンター席からは緑が美しい中庭を眺められます。

具は梅や昆布など定番から、飛騨牛しぐれや天むすなど変わり種まで10種類以上!季節限定の味もラインアップしています。

しそと鯖の意外な相性の良さにびっくり!“隠れ人気メニュー”というのも納得です。

今回セレクトしたのは、「卵黄醤油」(418円)と「鯖しそ」(396円)。特製醤油に漬け込んだ卵黄を2個使用した卵黄醤油は、濃厚な味わいととろりとした食感が魅力!香り豊かなしそと鯖を合わせた「鯖しそ」はさっぱりとした味わいで、濃厚な卵黄と相性抜群でした。

ちなみにWASHI CAFEでは、“料理を待つ時間も美濃和紙の折り紙を楽しんでほしい”という思いから、メニュー表と一緒に美濃和紙の折り紙を1人1枚配布。洋紙とは違うあたたかみのある手触りを、遊びながら感じることができます。

清流長良川ソフトクリームは濃厚でミルキー!シュガーが食感にアクセントをプラス。

テイクアウトできるメニューも多く、フードのほか、プリンやぜんざいなどスイーツも豊富に展開。「清流長良川ソフトクリーム」(550円)は、食後のスイーツはもちろん、町歩きのお供にもぴったり!川の流れを再現したユニークな波線と鮎型のクッキーがポイントで、ターコイズブルーのシュガーが、長良川のきらめく水面を表現しています。

カフェの入口で三椏(みつまた)を発見!

また、WASHI CAFEの周辺には、三椏(みつまた)や楮(こうぞ)など、和紙の原料となる植物を植栽。自然と恵みと伝統のつながりを、目で見て学ぶことができます。

オープン1周年イベントをチェック!